2022 10.28 Fri

環境に優しい小さなこと。伊東小涌園が取り組むSDGsについて

気候変動など環境問題が課題となるなかでSDGs(エスディージーズ)という言葉をよく耳にしますが、自然環境に良いことはなにかされていますか。

SDGsとは、2015年に国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」のこと。2030年までに達成するべき17のゴールと169のターゲットから構成されています。

持続可能であることとは、日々の営みや社会がバランスよく無理なく続いていくことを指し、人や環境への負荷をなるべく減らすことが求められます。
観光についても同様で、最近ではサステナブルツーリズムという概念が浸透していますよね。

サステナブルツーリズムとは、観光地として多くの訪問客が訪れることで起きやすい過度な商業化や環境の悪化を避け、自然環境や伝統・文化を守り、その土地の本来の姿を守ることを第一に考えられた観光の形やその取り組みのことです。

伊東小涌園でも観光保護やSDGsへの取り組みとして、いくつかの対応を行っています。

・客室アメニティは必要な分のみ

プラスチックごみや過剰なごみを出さないことを目的に、アメニティ(タオル類・歯ブラシ除く)は従来の客室への常設から、フロントロビーのアメニティコーナーへの設置で対応しております。
限られた資源を大切にするため、実際に使われる予定のもののみをお取りいただくようお願いいたします。またコットン綿棒セットや化粧水、アフターシェーブローションなどフロントロビーでお渡しできるものもございますので、その際はお気軽にお申しつけください。

・連泊時はエコ清掃の選択も

当館では連泊の際、「清掃不要」また「シーツ類・アメニティ交換不要」と申し出ていただいたお客さまには、オリジナルの入浴剤「温泉の素」を差し上げております。
清掃やクリーニングにかかるエネルギー使用量を抑えることで、CO2の削減に繋がります

これらの取り組みは開発目標7「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、目標12「つくる責任つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」に貢献することを目指すものです。
お客さまとともに社会貢献ができればと思っております。ご協力いただけますと幸いです。

【参考サイト】https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/index.html